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『"リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」』 橋山 禮治郎 [本]


リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」 (集英社新書)

リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」 (集英社新書)

  • 作者: 橋山 禮治郎
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/03/14
  • メディア: 新書


★★★

先日のゴールデンウィークは、東京から実家のある関西まで新幹線で帰りました。

新幹線を使っていつも思うのは、「たっかいなー」ということ。
帰ったのが平日の昼間だったので比較的空いていましたが、出張などで使う平日の朝や夜などはいつも一杯です。
つまり、JR東海はボロ儲けなのです。

実際、JR東海が運営する東海道新幹線の営業利益率は50%弱と群を抜いています。
そのJR東海は2007年4月に、そのボロ儲けの利益を、国鉄から分割された赤字の他のJR会社を助けるのではなく、リニア新幹線に注ぎ込むことを発表しました。

リニア新幹線と聞けば、電導の磁気で浮いて時速500km、東京・大阪間を1時間で結ぶ次世代「夢の超特急」という知識ぐらいしかありませんでしたので、この本を読んでみることにしました。
こうしたプロジェクトに対する本は、著者のスタンスを早めに理解することが早く読むポイントになります。

そのプロジェクトに好意的か、否定的か。
利害関係があるのか、ないのか。

表紙のそでにはこう書かれています。
最高時速500キロ超で、東京・大阪間を1時間で結ぶ「夢の超特急」リニア新幹線。しかし、その実像は、ほとんど知られていない。全区間の7割が地下走行で車窓は真っ暗。遠隔操作で運転手不在。乗り換えは不便で安全対策も環境対策も穴だらけ。中間駅建設は地方負担。新幹線の3~5倍の電力を消費。そして2045年の全線開通時には人口が24パーセント減少するにもかかわらず「移動需要は今より15パーセント増える」という不可解な試算・・・。

はい、この人、リニア新幹線嫌い~。
実際、否定的な内容が続きます。

確かに車窓のほとんどが真っ暗というのは知りませんでしたが、東京・大阪間を新幹線とほぼ変わらない値段で、1時間で行けるのなら僕はそちらを使いますね。
この前のGWも、本を読んでいたらあっという間の2時間半も、小さい子供を連れていると途中でグズッたりして、かなり長く感じました。

否定的な意見は課題を浮き彫りにするのには有効ですが、偏り過ぎているのも宜しくないですね。
かといって、結論ありきの甘々のプロジェクトも読んでて退屈だし。

賛成・反対の両端の意見と、知見の深い立場が中間の人の意見、この三者の意見を聞くのが物事の本質を理解する手っ取り早い方法です。





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