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日本人の均質性とサッカー日本代表の突破力 [徒然]

アメリカにいてヒシヒシと感じる「日本人論」とは、均質性です。
それも、高次元の。

ボラティリティが小さく、たまに出現する異端児は、排除されるか、無視されるか、
出る杭は打たれて均質性の中に押し戻されます。
無視されようが叩かれようが、気にせず自分の信じる道を突き進む人だけが、
誰からも文句を言われないぐらいに突き抜けることができます。

でも、これは、社会的な生き物である人間にとって、相当なストレスを伴うので、
難しいことです。
もし、自分の信じる道をストレス無く突き進めて、しかも手助けしてくれるメンターが近く
にいれば、もっと日本にも多様性が生まれるでしょう。


そもそも、アメリカ人にはアメリカ人論というのは通用しません。
一昔前であれば、アングロサクソンの中産階級ホワイトカラー(WASP)が一般的なアメリカ人
モデルとして想起されたかもしれませんが、移民やその子孫が増加し、英語もまともに
話せない人が増えています。
自由主義的資本主義が格差を助長し、日本以上に中産階級が無くなっています。

グローバル化した世界の勝者総取り社会では、突き抜けまくらなければ、世界中に存在する
競合には勝てなくなっいますが、そんな人材を日本の教育では生み出しにくいのです。
明治政府のもとで富国強兵の為に高度に均質化した人材教育がなされ、戦後も優秀な
工場員を育てるよう均質化が求められたからです。


本田や長友があれだけ突き抜けられたのは、人が聞いたら笑ってしまうような高い目標を
抱いていたから(今の日本代表でW杯優勝なんて、サッカー好きの僕でも笑ってしまいます)です。

僕が面白いなといつも思うのは、陸上などである記録が長い間破れずに壁になっていたのに、
一度記録が破れると、次々にその記録を超える選手が現れることです。
つまり、人は潜在的に自分では超えれないという壁を作ってしまっているのです。
誰かがその壁を破ると、「なーんだ、その壁は越えられるんだ」と潜在能力にはめていた
キャップが無くなります。

サッカー日本代表も、始めはW杯に出ることが目標で、次は一勝すること、次はグループ
リーグ突破と目標を無意識にも置いてきており、それを達成すると安堵してしまい、それ以上の
結果はまず付いてきません。
日本代表の実力から言えば、次の現実的な目標は、ベスト8、頑張ってベスト4ですが、
それでは一進一退で中々前に進まないことを、本田も長友も分かっているのです。


強い信念を貫いて目標を達成することはかっこ良いですが、そんな強い信念の持ち主で
無くても世界トップクラスになれる人材が育つ、そんな仕組みが今の日本に必要です。

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