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終身雇用と年功序列社会の限界 [よのなか]

名詞交換をすると、その人がどれだけ偉いのか位置づけがよく分からない肩書きはけっこうあります。
部長と名の付く肩書き一つとっても、部長、副部長、部長役、部長付、部付部長、部長補佐、部長代理、渉外部長、部長待遇、担当部長・・・などと訳の分からない役職がたくさん。

日本の雇用システムは、終身雇用と年功序列が中心になってきました。
若い内は安月給で働かされますが、年齢が上がればそれなりの役職と給料に上がっていき、一生会社が社員の面倒を見るというもの。
しかし、通常会社はピラミッド構造をしている為、どんどん上が詰まっていきます。
ところが、高度経済成長下の日本企業は会社自身もどんどん大きくなっていった為、冒頭のような訳の分からないような役職を設けたり、関係会社を作りそこに2階級特進のような役職をつけて人を派遣したりして、制度にほころびは生じませんでした。
高度経済成長下の日本企業.gif

しかし、ここにきて限界が近づいています。
会社の売り上げは伸びるどころか、減ってきており、関係会社も資本関係を全く無くしたりして手を引き、ポストが絶対的に減少しています。
昔は、イス取りゲームのイスが埋まってくると、ホイホイと「イスのようなもの」が提供されていましたが、今ではイスは増えるどころか減っており、既にイスに座っている人はしがみついて離れない為、若者が新しく座れるイスは、ほんの僅かしかありません。
成果主義は、そんな若い人にチャンスを与えるように、既に座っている人も音楽と共にイスから一度立ち上り、みんなで同じラインに立って実力でイスを取り合うものとして導入されました。
しかし、実際は既得権益を守りながら総人件費を削除するのが目的であった為、若い人はさらに熾烈な同世代との争いの中で、安い給料でこき使われています。


政治家や、官僚、教授の間でも同じことが起こっています。
頭の回転も早く、発想も豊かな2、30代の優秀な若者が、じっと老人達のイスが空くのを待って、無為に時を過ごしているのです。
年金制度と同じで、今の若い人は、旧来の社会システムをなんとなく引き継いでいると、損を見るばかりです。


では、どうすればいいのか?


その答えは、成熟社会における消費者の多様性と、ネットにあります。
つまり、現在はニッチなマーケットが多数存在している状態。
そんな消費者の多様なニーズに答えることは、大企業が行うには手間が掛かりすぎ、割が合いませんでした。
しかし、ネットの存在によって、ほとんど投資資金を必要とせず、それらのニーズにダイレクトに個人がつながり、ニーズに応えていけるようになったのです。
このBtoBビジネスは、変動費が高い為、大儲けをするというのは難しいでしょうが、日本人に足りないと言われている「豊かさ」を満たしてくれることは間違いありません。
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