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風に吹かれて豆腐屋ジョニー [企業戦略]

風に吹かれて豆腐屋ジョニー。
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この豆腐をスーパーで初めて見かけた時は、ビックリしました。
同時に、しっかりキャラ立ちしており、売れるだろうな感じました。
あとは、一発屋で終わらせない為に、味がしっかりしているかどうか、なーんて思いました。

先日のガイアの夜明けでも扱われていましたが、お豆腐は価格比較がされやすい商品で、スーパーからの値下げ要請に応えざるを得ない弱い立場です。
そんなお豆腐屋さんが、どうしてこんな商品を作り得たのか。
以前から疑問だったので、男前豆腐店の社長が書いたこの本を読みました。

風に吹かれて豆腐屋ジョニー―実録男前豆腐店ストーリー (セオリーBOOKS)

風に吹かれて豆腐屋ジョニー―実録男前豆腐店ストーリー (セオリーBOOKS)

  • 作者: 伊藤 信吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 単行本


結論から言うと、300名程の豆腐屋の2代目が、このままでは会社の未来がないと悶々としながら、豆腐屋のキャラ立ちを目指して商品開発を繰り返し、たどり着いたのが『風に吹かれて豆腐屋ジョニー』だったのです。

外見だけでなく、中身にもこだわっています。
豆腐工場は24時間365日動いている中で、ラインが空いた時間を見つけては、一年半もの間実験を繰り返し、製法を開発しています。
社長の言葉を借りると、
「お客さんを裏切るような味はご法度です。値段が普通より高いから、絶対にガッカリさせちゃいけない。」

本物の男前は、あなたを裏切ったりしない。


実際、この商品はバイヤーの間でも話題になり、それまで一日数千パックの世界だったのが、一日数万パックの世界に。
その後も(その前から)兄弟商品を作り、独自の世界観を築いています。
そうしたストーリーを消費者は楽しみます。
そして、味がおいしければ、高くてもリピーターになります。

最後に本からの抜粋。
>絶対の自信をもって出せる味を作ったうえで、その苦労をあえて語らず、完全にハズしまくったパッケージングで笑わせる。中身と外見にギャッブがある。これが男前だと思っています。
だから、「意外においしいじゃん」って反応でいいんです。そういう部分では、お客さんを裏切っていきたい。


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